【認知症の進行を止める-認知症2】
前回話した【認知症の発症-認知症1】の続きです
母は「心不全」「腎不全」の持病を持っています 83歳までは何事もなく元気な母でしたが、持病が悪化してからは入退院を繰り返していました その後 大腸癌が見つかり手術と2ヶ月半の入院生活の中で「アルツハイマー型認知症」を発症しました
遠く離れた家族の協力と理解
家族の協力と理解が得られないと、自分の親を介護する上で「家族崩壊」にも繋がります 実家が遠ければ尚更で、家族との別居や、経済的 精神的 肉体的な疲労、そして仕事を継続する上での重圧とストレスなどなど・・様々なリスクを伴うからです
子供達にとってもおばあちゃんは大事な存在 家族として協力を惜しまないと言ってくれたことに、心から感謝しなければならないと思いました
そこでまずは母に何をしてあげられるか?真剣に考えてみました
周囲の理解を得る
母が通院する病院の看護婦さん、リハビリの担当者、歯医者さん、近所の方々など・・・普段地元で母に声をかけて下さる方々に、母の現状を知ってもらう必要があると考えました 何故なら危険の回避に繋がると感じたからです
- もし万が一母の異変に気づいたら「ここに連絡下さい」と書いたメモを渡す
- 母のバッグに名札を付ける
- 携帯を落としたことも考えて、携帯に連絡先を貼っておく
これは後でのことですが、大きく役立ちました
実家の固定電話に「オレオレ詐欺防止付き装置」を設置する
家電量販店で購入可能 実家の場合は、申し込めば地域の警察が防犯の為に取り付けに来てくれました
緊急連絡装置(実家の場合は、市が無料で設置)
自宅で具合が悪くなった場合、ボタンを押せば救急車を呼んだり家族に連絡をするサービス この装置に加えて、首にぶら下げられるペンダント型も付いてくるので自宅の周辺で(庭や車庫など)体調が悪くなった場合も対応可能でした
「人感センサー」装置(実家の場合は、市が無料で設置)
この装置は、緊急連絡装置を付けている世帯に、オプションで取り付けるサービスだと聞いて、早速取り付けてもらいました 1日の中で18時間 人の気配を感じなかった場合、夜中でも家族に連絡が入るシステムです
母の場合、朝起きたら必ず台所に行きますので、台所の入り口にセンサーを設置 倒れたまま発見が遅れる事がないように防止する機能(月に250円の使用料)としてお勧めです
脳トレは原点に戻ること「まずは声を出させる」
(一般的な脳トレは、認知の人には難しすぎて使えないです)大人用ではなく幼稚園から小学1年程度のレベルに戻ることが大事なのです
認知症は本人の力では回復は難しいです(本人に自覚がないからです)しかし、周りの者が話しかけたり、一緒に声を出す練習をしたり、体を動かすことで少しづつ改善されると思いました
紙おむつでもトイレに行くよう促す(排泄訓練)
排泄はトイレでするという当たり前の日常を思い出させることが大事です
ハグや手を握って褒めてあげる
たとえ声が出ずとも、笑わなくとも・・・スキンシップは母にとって安心感に繋がると思いました
介護食を作る義務感より、通販や宅配に頼るべし
自分を楽にするための対策は必要です 自分が疲れ果てては母に優しくなれないと思いました
皆さん認知症=施設への片道切符だと思い込んでいませんか? どうか諦めないでほしいです 家族として何かしてあげられることはないですか?
何もやらずに後悔するよりも、やって後悔した方がいい
【骨折による認知症の加速-認知症3】へ続く

