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実家の片付け(2) 何から手を付けた編

 実家の片付け(2)何から手を付けた編

実家の片付け(1)きっかけ編の続きです

前回は片付ける「きっかけ」について、私の失敗を教訓にお話ししましたが、今回は「何から手をつけたか編」です ※ここでお話しする内容は、親が生きていること前提(生前整理)でお話しています 遺品整理については、改めて記事にしたいと思っています

さてまず第1にやるべきことは「親をその気にさせる」です

(ところがこれが難問なのです)これは親が高齢で一緒に片付けられない、動けない場合でも、実家の物が無くなる(片付けられてしまう現実)を受け入れてもらうには、いかにその気にさせるかが難しく、一苦労であると言えるからです 施設に入っていて、実家に親が住んでいない場合などは、子供たちで話し合って片付けることも出来ましょうが、親がまだ住んでいる実家を片付けようとした場合は、行動を開始する前に、親との話し合いが必須となります(経験者は語るです)

物を大事にする中で育った親は「整理する」「片付ける」=「捨てる」「処分する」というイメージを強く持っています それを「使いやすくする」「生活しやすくする」「きれいにする」という意識に変えていくことが大事なのです この意識改革がうまくできれば(よほどの汚好きの親でなければ)、実家の片付けはほぼ成功したと言っても良いです

「親をその気にさせる方法」

  • きれいさっぱり片付けてしまおうと思わせないこと
  • 捨てることが目的ではない
  • 親が安心して暮らせる空間作りをすることが最終目標である

そこで問題浮上なのが・・・

「実家には歴史があり過ぎる問題」

  • 親を巻き込んで片付けを共有すべし!(体は動きませんが、口は達者な親が多い)
  • 但し、長く考えさせないことがポイントです
  • 体力気力がない親でも「しっかり口は動かせます」
  • 「いる」 「いらない」は親に言わせて、とっとと子供が片付けていく流れをつくることがポイントです

親にプレッシャーを与えない

  • 期限を決めない
  • 命令しない
  • 苦痛を伴う片付けは続かない
  • 優しく提案する姿勢が大切である
  • 怒らない
  • 物が少しでも減ったら褒めまくるべし
  • (すごーい)(片付いたねー)(さすがだわー)を連発すべしです
  • 長期戦を覚悟する(短期で結果は出せない)
  • 片付けながら家族とのコミュニケーションを大事にすること

軽度の認知症を発症している親の場合

なかなか、親と相談する事ができないでいる方々も多いと思います しかしまだ親との会話が少しでも可能なら、情報収拾はできるかもしれないです 私の母も同じ話を何回もしますが、鮮明に覚えているのか昔の話にずれがないからです

最近の話は無理としても、昔の話は覚えているのですから、そこを最大限利用する方法として「写真の整理」を親と一緒にすべしです これ、時間はかかりますが、親とコミュニケーションを取りつつ、昔の写真を見ながら話す会話も盛り上がること間違いなしです(盛り上がりすぎて整理が追いつかない・・・笑)

肝心な片付けに関しては、残念ながら「認知症が進行している親に確認を求める事は難しい」と思われます 経験者は語るですが、何度も母に捨てるのか?残すべきか?確認をしても毎日言っている事が違うからです

これはもう諦めるしかありません 私の場合は、母が見ていない時に少しづつ処分をしましたが、認知症が進行すると、私の母の場合は「物に対する執着心」がなくなり、物に対するこだわりがなくなっていくため、意外とすんなり片付けても、後になって文句を言われずに済みました

親にとって大事な物を特定したい場合

(何回もその話は聞いた)はずでも、その話をもう少し掘り下げて聞いてみると、案外思い出の物を特定できるヒントが隠されていたりします 特に古い写真の片付けを一緒にやることで、「捨てようと思っていた、ホコリのかぶったトロフィーが親にとっては忘れられない思い出の物だったりするのです」新たな発見が生まれたりします

実家の片付けは延長戦である

短期で終わらせようとすると、私のようにとっとと業者に頼んでしまい、捨てた後の後悔も大きいです もし親がまだ健在であるならば、親とのコミュニケーションを十分にとってから行動を開始した方がうまく行きやすいと思いました


物で溢れかえっている実家を見て、何が大事で何がゴミなのか?分からないまま片付ける行動こそが、思い出のものまでごっそり捨ててしまう事になってしまいます 私は母に良かれと思ってやった片付けが、結果的に母を傷つけてしまいました(反省)

  • 子供が見て明らかに「ゴミ」だと思っても、本人が違うと言うならその時は尊重すること
  • 忘れた頃(次回の帰省した時など)のタイミングでもう一度聞いてみること

意外とすんなり「あらそれ?ゴミよね 捨てていいわ」となったりするのです 捨てるってきっとタイミングがあるのだと思いました

片付けを拒否する親に対しての「最終手段」とは・・・

それでも、どんなに提案して努力しても実家の片付けが出来ない、しようとしないと判断した場合 「物を増やすのは親の自由であり、片付けないのも親の自由である」ことを尊重するしかありません そして、理解を示さない親に対して、「遺品整理に莫大な処理費用がかかること」をしっかり伝えて下さい

万が一親が亡くなった場合、残された子供の為に、「片付け費用を残して亡くなってもらうしかない」と親に言うしかないです (子供達が全員、時間とお金に余裕があるご家族であれば、問題ないかもしれませんが・・)自分も親になって分かることですが・・・実家の片付けも親が最期に子供ためにしてあげる生前整理であると思っています


親が亡くなってしまったら、もう聞くことができないです 全て業者に頼んで捨ててもらって良いですか? 確かめることもできない 思い出の物が分からなくなってしまいます

皆さんも後悔のないように・・・