「家族を亡くした日にすべき 12のこと」(前編)
早朝に病院から危篤の連絡が入った
実家までは、新幹線とレンタカーを利用して9時間はかかる長距離である
急いで実家に帰る準備をしていた時に、すでに死亡の連絡が入った
危篤の連絡から1時間も経たずに、母は病院で亡くなった
あの時の私は、母が亡くなったと言われても、どこか他人事のようで頭がぼーっとしていた
「どうしよう・・・」「とにかく帰らなきゃ・・・」と思うばかりで、何を用意して良いのか?キャリーケースを眺めたまましばらく立ったまま動けなかったような気がする とりあえず「喪服と数珠を入れなきゃ・・・」
母の死亡連絡を受けて
しばらくすると「何時ごろ遺体を引き取りに来られますか?」と病院から容赦無く電話が入ります
具体的に何時ごろに行けると言えない状況でも聞いてきます
早朝に亡くなった母
どんなに急いで迎えに行ったとしても夜の9時は過ぎる
それでも病院は今日中に遺体を引き取りに来て欲しいと言ってくる
これが現実なのです
(病院)
「葬儀会社は決まっていますか?」
「決まっていないなら病院側で紹介します」
病院側は一刻も早く遺体を迎えに来てもらいたいようだった
(私)
「○○○○会社でお願いする予定です」と伝えた
母が入院した半年前、何となくだが葬儀会社を調べて事前準備をしていた
「万が一に備えて近所の葬儀会社に見積もりを依頼」
「遠方に住んでいるので急に亡くなった場合の対処」
「葬儀会社の会員カード(10%割引)をお守り代わりに作っていたこと→無料」
(病院)
それでは病院から葬儀会社に連絡します
直接病院に葬儀会社から引き取りに来て頂くようお願いしますので、ご家族は葬儀会社からの連絡をお待ちください
この時点で病院からの連絡はピタッとなくなった
これは母の死亡連絡を受けてから、1時間もしないうちに決まったことである
これを聞いて皆さんはどう思うだろうか?
もし亡くなってから葬儀会社を探さなければならない場合、まず間違いなく病院の紹介する葬儀会社にお願いするしか選択肢はないでしょう
逆に遺体だけ病院が紹介する葬儀会社にとりあえず迎えに行ってもらい、葬儀は自分達で探す会社にお願いしたいと思っても、おそらく「無理」であるとはっきり言えます
何故なら、病院への遺体の迎えはセット料金に含まれている事が多いからです
もし別会社にお願いするとなると、オプション料金として高く請求されることが予想されます
私の場合 万が一に備えて、事前に近所の葬儀会社にお願いすることを決めていました
おかげで私の代わりに葬儀会社が病院へ迎えに行き、遺体は葬儀会館に安置して頂ける手配がすぐにできました
(葬儀担当者から連絡)
お母様のお迎えはこちらで致します
病院へお迎えに上がりますので、ご家族は遅くなっても構いませんので葬儀会館にお帰りください
お母様を大切に安置させて頂きます
どうぞ気をつけてお帰りください
母が亡くなってすぐに葬儀担当者から連絡を受けた内容である
「何て有り難い・・・」「助かった」と思った
もし葬儀会社を決めていなかったら・・・と思うとゾッとした
死亡当日に家族がまずすべきこと・・・・たくさんあり過ぎて混乱すると思いました
悲しみに暮れる時間はないです
早急に決めなければならないこと
準備すべきことが沢山あるからです
私が事前に葬儀会社から説明を受けていた内容と注意事項を皆さんに公開します
困った時の参考にされて下さい
ただし、地域によって落差はあると思うのでご確認ください
1「死亡連絡後 2、3時間以内に遺体を搬送するように病院から言われる」
- 自宅で安置する
- 葬儀会館で安置してもらう
- 他社の安置場にお願いする
を早急に決めなければなりません
病院は長い時間安置できないため、近所であれば行けますが、遠方から遺体を迎えに行くとなると家族は大変な状況になることが予想されます
2「葬儀会社を早急に決める」もし葬儀会社を決めていなかった場合
- 地元で近所の葬儀社に依頼する
- 創業20年以上 経済産業大臣許可の全日本葬祭業協同組合連合会=全葬連に加盟している葬儀社を選ぶこと
- ネット検索でゆっくり探す時間はありません
3「葬儀プランを決める」
深夜早朝に関わらず葬儀会社との打ち合わせは避けられない 悲しんでいられないのです
コースの選択(一般葬 家族葬 直葬のいずれかを決める必要があります)
地域によって違いがあるでしょうが、様々な項目を決めていく必要があります
次に祭壇別一般葬のコース料金を写真付きでご覧ください


当然ながら真ん中の125万コースか95万コースを選ぶ人が多いそうです
人間の心理ですね
この違いは何なのか?
祭壇の豪華さ、骨壷も棺もコースによってグレードにも差があります
安いコースだと、棺も骨壷も柄なしで無色
霊柩車のグレードも変わってきます
お高いコースは「センチュリー」でお安いコースは「アルファード」になるそうです(笑)
実家の近くの葬儀会館での家族葬の場合、小さな和室が用意されていて収容人数は20名以下が基本だと説明を受けましたが、地域によっては大きく違いがあると思われます
私の知り合いは家族葬でしたが「親族入れて10名まで」だったと聞いています
もし万が一ですがそれ以上の方が弔問に訪れた場合どうなるのか?
会場の外で並んで待って頂くしかないと言われたそうです(夏や冬だったら・・・)
葬式は基本近所の方から親戚、友人 知人・・結局誰が訪れるのか?予想がつきません
全く親戚もおらず 友人もなし 誰にも連絡せず 公表もしない「家族のみ」であると断言できない限り「家族葬」を選択することは難しいと私は思いました
母は生前に「家族葬で良い」と言っていましたが、親戚がいて地元に根付いていたので誰も来ないかもしれないと予想しても、万が一誰か来たとしたらと思うと、小ホールで良いので比較的お安いコーズで一般葬を選択した方が良いと判断しました
何だか段々訳がわからなくなってきますよね
きっとお安いコースを選んだとしても、母から恨まれることはないでしょう(笑)
と冷静に考えて私は下から2番目の75万コースでお願いしました
しかし私が冷静に考えられたのは、事前に説明を受けていたからです
おそらく急に決めるとなると、冷静ではいられないのでもう少し高いコースを選択したかもしれないと思いました
家族を亡くした日にすべき12のこと(後編)へ続く

