このコーナーは、皆さんから頂いた「おいらく体験」をご紹介しています
私は東京に住む30代です
今まで介護がどんなものなのか想像もしていませんでした
実際におばあちゃんが骨折で倒れ、要介護の判定になった時、初めて過酷な現場を目の当たりにしました
当時コロナが流行っていた時だったので、入院すると「家族との面会ができない」「認知症の進行」「寝たきりで歩行困難になる」と病院から説明を受けました
それを聞いたおばあちゃんは入院を嫌がり拒絶したのです
本人が強く入院を嫌がったため、「本人の同意がなければ病院側も無理に入院はさせられない」と言われ、母はおばあちゃんを自宅に連れて帰り、その日から介護が始まりました
寝返りもできない状態だったので、お風呂、トイレ、食事、横になる時も全てサポートが必要だったのです
おばあちゃんはトイレの時、夜中に私たちを「手を叩いて」起こしました
夜中に起こされるのも、母と交代でしていましたが、眠くて眠くて・・仕方がなくて、合図を無視して寝てしまい自己嫌悪することもありました
このように介護をはじめて経験して、1人ではどうにもできないということを学びました
わたしも母がいたからサポートできましたが、大変な時は人に頼ることの重要性、特に施設を利用することの大切さを痛感しました
介護は親世代だけではなくて、それを見ている子供世代まで大きく影響を及ぼします
介護で大変な思いをしている親を見て、他人事では済まされないと思いました
これを見ているかもしれない
介護が大変で気持ちがしんどくなっている方がいるかもしれない
そんな人がいたら誰かに相談して施設でもいいですから頼ってほしいです
自分だけで抱え込まないでほしいと思いました
介護は想像以上に大変ですし、疲労と汚物の処理などで心も痛みます
出産の経験がない私にとって、赤ちゃんのおむつも替えたことがない私が、おばあちゃんの下の世話をしている母の姿を見て衝撃が大きく「私にはこれは無理」だって感じました
現在おばあちゃんは施設を利用しながらたまに家へ帰る暮らしをしています
ケアマネージャや施設の方々の協力も得られて、少しづつ回復してトイレやお風呂は自分で行ける状態になるまで元気になりました
あの時、あの大変だった時、家族のサポートがあったから、おばあちゃんもここまで回復してくれたのだと思っています
私は子供の頃、沢山おじいちゃんやおばあちゃんから世話をしてもらい育ちました
おばあちゃんへ恩返しができてよかったです
あや様
この度は数あるHPの中でおいらく-老いを楽しむ(後悔のない生前整理)に貴重なご投稿をありがとうございました
30代の方からの投稿は大変貴重です
世代を問わず、おいらく -老いを楽しむ(後悔のない生前整理)を読んで頂いたことに心から感謝します
「介護は親世代だけではなくて、それを見ている子供世代まで大きく影響を及ぼす」との言葉に正直ハッとさせられました
私も母の介護の真っ只中に自分の姿を見ていた娘がいたからです
きっと娘も衝撃がすごかったのだろうと想像がつきます
介護していた時の自分はとても必死で周りが見えていないくらい一生懸命だったからです
しかしそれを見ている子供達にも大きく影響を及ぼすことまで気にするほど気持ちに余裕がなかったのも事実
これは私にとっても貴重なご意見で、あらためて「介護」とどう向き合うか・・・「自分だけで抱えない」「周りを頼って相談する」ことが大事なんですね
確かに介護で困っている人は50代60代だけではないです
若い世代の方々でも、何らかの理由で家族の誰かを介護せざるを得ない状況に陥っていることも考えられます
私も母が倒れた当初は「自分が何とかしなければ」「私がやらないと・・・」と必死でした
でもだんだん精神的にも肉体的にも疲労が進んでいき、周りが見えなくなって辛くなっていく
こんな生活を続けられるほど人間強くないです
人に助けを求めることは恥ではないです
皆さんの介護が少しでも楽になられることを願っています
案内人 fandeena
この度はおいらく-老いを楽しむ(後悔のない生前整理)体験者募集に投稿頂きありがとうございました 記事の内容は、投稿されたご本人の了解を得て掲載しています おいらく -老いを楽しむ(後悔のない生前整理)は、「いったいよそのお宅はどうしているんだろう?」の疑問から生まれました 皆さんから寄せられた貴重な体験談は、おいらく-老いを楽しむ(後悔のない生前整理)を通して、訪れた方々への励ましやアドバイスに繋がることを願っています

