耳が遠いということ(2)
耳が遠いということ(1)の続きです
みなさん!親へのプレゼントで補聴器や集音器を贈ったところで、本人が喜んで積極的に使うことはまずありません(おそらくどこかの引き出しに入ったままです) きっと世の中には「補聴器派」と「集音器派」がいらっしゃるのだと思います
それぞれの良さもあるでしょうが、母の場合は、着ける以前に「私はまだ聞こえている」という根拠のない自信があって、とにかく着けることを嫌がりました 毎日着けるようになった後に、母に着け心地を聞いてみましたが
「聞こえれば何でも良い」そうです そんな・・・あんなに必死に調べて買ったのに(そんなもんなんですね)
ではどうやって母が毎日着けるようになったのか?(これ良く聞かれます)
●値段が安かったこと(たとえ高額でも本人には安かったと言ってください)
「高い買い物」と言ってしまうと、もったいないと使ってくれません
●充電式だったこと
指が曲がって細かい作業ができない母には、ボタン電池の交換は無理でしたが、充電式だったことで、寝る前に携帯同様充電するタイプは電池代もいらず、母にとってはgoodでした
そしてもっとも大事なこと
●「周りを巻き込むこと」
●「着けざるを得ない環境を作ってあげること」
リハビリ師の方々や病院、美容院など、母がお世話になる方々に、母が集音器を着けていることを事前に伝えておきました
●母と会ったら「娘さんの為に着けてあげたんだってー」「優しいね」「聞こえるようになって良かったね」と何気に褒めて頂く対策をとりました
一方的にお願いするだけではいけません(家族のプチ努力が必要です)
●集音器をつけているか?
●スイッチが入っているか?
●正しく装着されているか?
●音量の数字が合っているか?などなど
母が正しく着けている写真付きの文書を作り、そこにメッセージを付けて配りました
母がお世話になりそうな方々へ声かけをする
ほんの少しだけでも、家族が努力すること
結果的に一人暮らしの親の「見守り」に繋がるのだと思いました
これまで一方通行の会話だった母が、聞こえることのメリットを実感できれば、こちらからお願いしなくても、帽子やメガネをつけるのと同じように、つける事に抵抗がなくなっていくのだと思いました

