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「究極の2択 胃ろう」おいらく取材ノート 体験者にきく5-2

「究極の2択 胃ろう」おいらく取材ノート 体験者にきく5-2

「究極の2択 胃ろう」おいらく取材ノート 体験者にきく5-1の続きです

「究極の2択 胃ろう」50代 男性 明日元気になあれ様

今回のテーマは前回に続き「延命治療」「胃ろう」についてです

「胃ろう」とは、食事ができなくなってしまった方に対して、胃に穴を開けて外から栄養を補給する方法です

今回の「おいらく取材ノート 体験者にきく」では誰しも直面するかもしれない延命治療「胃ろう」について考えます

お話の内容は、おいらく-老いを楽しむ(後悔のない生前整理)に投稿して下さった「明日元気になあれ様」の延命治療「胃ろう」に関する体験をもとに掲載しています


「胃ろうを選択するかどうかを迫られている今、考えれば考える程ますます複雑な気持ちなられたのではないですか」

世の中の考え方の一つに胃ろうという選択肢があるのに、胃ろうを選ばない(延命処置をしない)ことはそれこそ殺人罪になるのでは? といった意見もあるでしょう

また、身内の死に対する心の準備ができていない時に、胃ろうを選択することで「親族が死を受け入れる心の準備期間がもてる」という考え方もあります

昔は「胃ろう」そのものがありませんでした

現在主流の内視鏡を使った胃ろう造設術も以外と歴史が浅く1980年代から始まっているようです

胃ろうに限らず、医学や科学の発達で人間の寿命が年々延びてきています

「延命治療そのものが自然の摂理に逆らう行為なのでは」・・・といった意見も聞こえてきます

例えば人間以外の自然界の生物が生死に関わる病気になった際、その殆どが医学的・科学的治療を受けることなく自然にその命を絶って行きます それが寿命です「それによって自然界・生命のバランスがとれている」といった解釈もあります

だからといって私自身も「病気になったとき医者の世話にならない」と言えないです

「父の立場だったら」「私だったら」「家族だとしたら」と考えてしまうと、なかなか答えが出ない

少し話しがそれてしまいました

まず私が一番に考えたこと それはもし

  • 「父とってどちらを選ぶことが最善であるか」
  • 「幸せなのか(あるいは不幸ではないか)

期限までにひたすらインターネットで調べたり、胃ろうや延命治療に関する本を何冊も読みまくり、結局どちらの選択が良いのか?日夜真剣に考えました

もし自分が父(胃ろう患者)の立場だったら・・・

  • 「口からものを食べて美味しいと思うことも出来ない」
  • 「家族との会話も出来ない」
  • 「ただ呼吸をしているだけではないのか」
  • 「ただ生きているだけで幸せを感じることが出来ないだろう」

と考えました


「やはり自分だったらと立場を置き換えて考えられたのですね
当然だと思います
もし胃ろうを選択した場合、家族として子供としてどう見守っていくべきか・・・
将来のことも深く考えてしまいますね

もし胃ろう(延命治療)を選んだ場合

「私はやるだけのことはやったのだ」とある種の満足感が得られるのかも知れない

しかしそれは「胃ろうを選択しなかったことによって、父の命を断ち切らせてしまったという罪悪感から逃れるための自己満足ではないのか」とも思ってしまう

親戚の意見は聞けたのですか?

私の場合親戚が少ないこともあって「親戚同士でもめる」とか「意見が分かれる」といったトラブルは起きにくい環境でした

その点は良かったと思っています

しかし逆に自分に決定権がありすぎて、その決定に対するプレッシャーというか・・重い責任が自分にのしかかってくるようで精神的に辛くなってしまいました

自分だけに決定権があるとなると余計に辛いのは当たり前です
もし選択しなかった場合、医師からはどんな説明を受けたのでしょうか

胃ろうを選ばなかった場合

「間もなくその命は終わりを迎えることになります」

お父様の場合「余命半月~1ヶ月位である」と説明を受けました

「究極の2択 胃ろう」おいらく取材ノート 体験者にきく5-3へ続く

★おいらく取材ノートについて

老後を前向きに生きるためのヒントは、皆さんのこれまで生きてきたそれぞれの人生経験の中にあると思っています 人生経験豊富な年代の方から若い世代まで、それぞれの考え方や経験を聞くことはとても貴重であり、これからどう生きるべきかを学ぶ参考書になり得ると思っています

「体験者にきく」は、年齢問わずご自身の経験や将来の「おいらく(老いを楽しむ)」について語って頂いた内容をご紹介しています 又「専門家にきく」では、様々な現場で活躍されているプロの方にfandeenaが取材した内容をご紹介しています

同じ悩みを抱えている方、世代によって様々な考えや意見もあるでしょう 読者の皆様にとってこれからの人生についての参考になれば幸いです 読者の皆様、そして専門家の皆様、取材に快く協力して頂き感謝します この場をかりて厚くお礼を申し上げます

尚、取材した内容の最終確認 及び「氏名」「社名」「写真」などの公表に関してまして、全てご本人の了解を得た上で掲載しています