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取材ノート専門家にきく「片付け編1-5」最終話

38歳 整理収納アドバイザー 杉本 美咲様
おいらく取材ノート 専門家にきく「片付け編1-4」の続きです

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きっと片付けを依頼される時は「とにかく綺麗に片付けて欲しい」「スッキリしたい」がゴールなんでしょうね

これから先はもう大丈夫だと思えるまでは、私が必要なのだと思って現場に入っています 今だけ片付けたい人もいるでしょうが、片付けに終わりはありません

自分が老いていくまで片付けは必要でありゴールも正解もないと思っています 片付けに関する基本が身に付いてきたと思えるようになって、初めてこの人は「私とのゴールが近づいている」と思えてきます

見た目は散らかっていたとしても、ここから先はこの人は私なしでも片付けられると思えばゴールであると思っています


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最後の質問になります
杉本さんにとって「おいらく」とは?

私にとっての「おいらく」とは人生そのものです

人は生まれた瞬間から死に向かって歩き出します 必ずしも老いてから亡くなるとは限らないので、死は年齢に関係なく誰にでも起こりうることなんですよね

いつ亡くなっても後悔しない そんな毎日を送るために感謝の気持ちは常に持つようにしていています そうすると不思議と色々なことが楽しくなってくるんです そんな毎日がきっと「おいらく」そのものなんじゃないかとと思います

最後に私の好きな言葉を・・「生きているだけで丸儲け」これ明石家さんまさんの言葉です


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取材を終えて・・・

片付けを仕事にできる人ってきっとお客様に対して暖かい気持ちで接することができる人、相手の立場になって考えてあげられる人なのかもしれない 何故なら心に余裕がないと相手の空間に入っていけないし、片付ける側も心が病んでいたら心地よい空間など作ってあげることはできないからだ

片付けは誰でも生きていく上で日常的に必要なこと その必要なことが何らかの理由でできずに困っている人が世の中には沢山いる事を改めて実感しました この問題は高齢者だけではなく若い人も含めて、誰しも降りかかってくる問題だと思いました

もう何年も何十年も同じ場所に、1mmも動かさずに眠ったままの物がそのままになっている 片付けなきゃ・・・と言いながら減らすことなく毎日どんどん物だけが増えていく そのうちに、物が溢れていてもそれが当たり前の光景になってしまい、物と無理やり共存しながら生活をしている人が多いのが現実なんだと思いました

片付けられないことは恥ではないです 自身では無理だからとあきらめないで、片付けのプロにお願いすることも得策なのだと思いました

私の実家は6年かかってやっと片付けることができました(6年かかってやっとが本音です)母の言う通り物を減らさないまま片付けようとしたら、スッキリ片付けることは不可能だと学習しました(いかに不要品を減らせして、母が使うものだけを残す作業が必須だと気づいたからです)

「物と向き合うこと」「物の管理ができるようになる」簡単なようで非常に難しい 私自身にも言われているようで他人事だとは思えませんでした

片付けの現場の貴重なお話が聞けたこと、そしておいらくの取材に快く応じて下さった杉本さんに心から感謝します ご協力を有難うございました


この取材ノートは全5回に分けてご紹介しました

おいらく取材ノート 専門家にきく「片付け編1-1」

おいらく取材ノート 専門家にきく「片付け編1-2」

おいらく取材ノート 専門家にきく「片付け編1-3」

おいらく取材ノート 専門家にきく「片付け編1-4」

おいらく取材ノート 専門家にきく「片付け編1-5」最終話

 


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★おいらく取材ノートについて

老後を前向きに生きるためのヒントは、皆さんのこれまで生きてきたそれぞれの人生経験の中にあると思っています 人生経験豊富な年代の方から若い世代まで、それぞれの考え方や経験を聞くことはとても貴重であり、これからどう生きるべきかを学ぶ参考書になり得ると思っています

「体験者にきく」は、年齢問わずご自身の経験や将来の「おいらく(老いを楽しむ)」について語って頂いた内容をご紹介しています 又「専門家にきく」では、様々な現場で活躍されているプロの方にfandeenaが取材した内容をご紹介しています

同じ悩みを抱えている方、世代によって様々な考えや意見もあるでしょう 読者の皆様にとってこれからの人生についての参考になれば幸いです 読者の皆様、そして専門家の皆様、取材に快く協力して頂き感謝します この場をかりて厚くお礼を申し上げます

尚、取材した内容の最終確認 及び「氏名」「社名」「写真」などの公表に関してまして、全てご本人の了解を得た上で掲載しています