50代 男性 ばつ1パパさん
今回の取材ノートは、「熟年婚」「再婚活」がテーマです 50代で婚活を始めた男性に、「恋愛観」や「再婚活」に関するお話を聞くことができました
ばつ1パパさんは真面目に再婚を考えていて、世の中の熟年婚を考えられている男性だけでなく、女性にも参考になるお話だと思いました
お話の内容が多岐にわたるため、数回に分けてご紹介します
まず再婚活を始めたきっかけについて教えてください
40代で離婚して10年弱になります 3人の子供が就職し独立し、生活を援助する必要が無くなったので、最近やっと今後の人生について考えられるようになりました それに加えて、コロナの影響もあったと思います
感染で外出する機会が少なくなり、周りとの接点が乏しくなったことで、急に不安や寂しさを感じるようになりました このまま1人で人生を過ごしてゆけるのだろうか・・・そう思ったとき、こんな年齢ではありますが再婚活を思い立ちました
ばつ1パパさんが希望とする恋愛感をお聞かせ下さい
僕は初めから入籍を意識して交際をスタートすることは、正直難しいと思っています新しいパートナーと話し合った上で、将来入籍することに周りからの障害もなく、二人にとって入籍が一番良い方法であるならば、再婚はスムーズに行くと思っています
しかし、入籍をゴールにすることで、元家族間のトラブルが発生したり、相続問題や親戚関係の問題に発展したりで、新しいパートナーと互いに嫌な思いをするくらいなら、必ずしも入籍だけが再婚の形だとは思っていません
初婚の時に抱いていた結婚感とは全く違いますね 僕の場合子供は独立していますが、親子の関係が切れているわけではありませんから、当然子供のことも将来考えなければなりません それに兄弟や近しい親族などにも理解してもらえる環境が必要になってくる・・・
反対に、新しいパートナーにもお子さんがいたりすると、二人の世界だけで、これからの生活を進められるとは限らない あまり深く考えたくはないですが、少なくとも初婚の時みたいに身軽ではない分、考えなくてはならない問題が多く発生するということです 若い頃に結婚を意識した時よりも、再婚は数倍エネルギーが必要になってくると思いました
最近ではお互いに再婚は望んでも婚姻関係を結ぶのではなく、事実婚という形を選択する方も増えています またパートナーと同居せず、離れて生活するという、別居婚の選択肢もあると聞きました
とはいえ、パートナーのことを考えた人生設計を立てておくことは絶対必要ですし、新たな家族関係が生まれることも重要な課題となります
熟年になって純粋に恋愛したいと思っても、現実的に色々と考えてしまうということですね
そうなんですよ 年齢や経験が邪魔をして、軽い気持ちだけでは進めない 例え出会いがあって運よく相手が見つかったとしても、その方がパートナーになり得るとは限らない
出会いがパーティーであっても、「いきなり再婚へ向かう」という流れにするのは難しいです 普通の恋愛と同じように、お互いを理解するための時間と努力は必要だと思っています
一緒に過ごす時間を作り、いろんな話をしながら、相手を理解するように努め、また自分を分かってもらえるよう努力する 感性、価値観もできあがってしまった大人同士なのですから、お互いを認め合い、尊重し合える関係になって初めて再婚というゴールが見えてくると思っています そう思うと、初婚の時よりもはるかに頑張れるエネルギーが必要となるわけです
う〜ん、色々と考えしまうと恋愛するのも難しいですね(笑)
確かにあれこれ考えてしまうと、恋愛ができなくなりますよね(笑)知人から「あまり深く考えずにどんどん会ってみたら?」と言われますが、僕はどうしても軽い気持ちになれないというか・・・これは自分がこだわり過ぎているからかもしれませんけど・・・
若い頃なら気軽に、デートを楽しむような感覚で出来たことが、この年齢になると自我が出来上がってしまっているので、互いを理解し合うように努力を積み重ねていくことも大事であり、お金も当然かかります そして健康維持も重要課題です
ばつ1パパさんの再婚活動をお聞かせください
まずは相手を見つけないと始まらないのですが、これが一番の課題でした まずは相手を見つける方法としては「熟年向け結婚相談所」「婚活パーティー」「マッチングアプリ」を思いつきました 再婚活を始めて驚いたのは、この年齢になっても新たな出会いは(とりあえずは)あるということです
結婚相談所は最初に思いついたのですが、登録することに少し躊躇しました 履歴書と同じで、細かく個人情報を明記する必要があるんですよ
何だか転職活動と同じですよね(笑)それから口コミを調べると、今の自分の志向に合っているかどうか不安になってしまいました 僕の場合、身の回りや老後の面倒をしてくれる女性を探しているわけではありません これからの人生を一緒に過ごしてくれるパートナーを求めています なので、必ずしも入籍して一緒に暮らすことだけがゴールとは考えていない
ところが相談所の場合、基本は成婚が目標であり、お相手とは結婚(再婚)することが前提であるとのことでした だからこそ、詳細な個人情報を細かく記入させられるわけです
僕自身初めから籍を入れることを前提に恋愛をスタートしたい派ではなかったので、この点を受け入れるのはとても違和感がありましたし受け入れるには難しかったです
しかしながら、普段の生活の中で、新たな出会いの機会があったり、自然に出会って恋愛に発展するなんて殆どないに等しいですから、「贅沢は言えない」ですよね 色々考えた挙句登録することにしました
老後を前向きに生きるためのヒントは、皆さんの生きてきたそれぞれの人生経験の中にあると思っています 人生経験豊富な年代の方ばかりではなく、若い世代の方でも同様です それは若い方なりの人生設計やプランが存在するからです
この取材ノートは、年齢問わず将来の自身の「おいらく(老いを楽しむ)」について語って頂いた内容をこのコーナでご紹介していきます 世代によって様々な考えや意見、そしてそれぞれの人生設計について聞くことができたら幸いです 読者の皆様、取材に協力して頂き有り難うございました
尚、取材した内容は、本人の了解を得た上で掲載しています

