遺骨を海に撒いてほしい(海洋散骨)
最近独身の知り合いが、万が一のことを考えて「海洋散骨の生前予約をしている」ことを知りました おひとりさまである彼にとって、将来の事が不安だったそうで、「自身の生前整理が少しづつできそうである」と言っていました ほ〜散骨の生前予約とは・・・彼はお墓に入らない方法を選んだのだと思いました(興味津々でした)
数年前までは、散骨することは一般的ではありませんでした しかし、お墓に入ることを希望せず、海や山に散骨を希望される方が年々増え続け、身寄りのないお一人様であっても、散骨を予約できる時代になりました まだ全国対応はしていないかもしれませんが、確実にメジャー化するであろうと予想しています その他に、海外では「宇宙葬」も人気が高まっているそうです Fandeenaの個人的な意見ですが(宇宙に撒かれるるのはちょっと・・・せめて地球が良いです( ; ; )
それから、これは数年前のことですが、生前に「死んだら骨を海にまいてほしい」と言っていた方が亡くなられ、その方の葬儀に出席した際に、親族の誰からも「海へ散骨する」話を聞くことはありませんでした 釣りが大好きな方でしたので、「遺言書かメモにでも残しておかなかったのだろうか?」」とふと思いましたが、ご家族の悲しみを察すると、他人の私が口を挟むのもと感じてしまい黙って帰ったことを思い出します 後になって聞いた話ですが、「親族間で散骨に関する理解が得られなかった」ことで散骨は断念されたということでした
映画などで良く海に散骨して故人をしのぶシーンを見たことがありますが、う〜ん理想と現実は違うのでしょうか? そこで少し散骨について調べてみることにしました
数年前までは、海や山に散骨することは一般的ではありませんでしたが、最近では山へ散骨することを「自然葬」と呼んだり、「海洋散骨」を「海洋葬」と言ったり、散骨を代行する業者も年々増え続けています
例えば、海に撒きたい場合、散骨に関する条例を設けている市区町村があったり、勝手に海へ流してしまうと「罰金刑」などが科せられる地域があったり・・・遺骨をそのまま海にまくことが難しいため、粉骨にしてまくことがマナーであるとされています(自由にまいて流せないんですね)
漁業をされる方々の迷惑になるので、一般市民に影響のない海域まで連れて行ってもらった上で、散骨をする方が良いということでしょうか その他の方法としては、「漁船やボートなど知り合いに依頼をして散骨する方法」もあります 個人でひっそりと行いたい方もいることでしょう
そう言えば友人が「海水浴場」はダメなのか?と言っていましたが、住民とのトラブルに発展したり、人に見られることで「まきづらい」など、色々と難しい問題があるようです
散骨を専門に引き受ける業者が、数年前に比べると、年々増加傾向にある反面、海洋散骨がブームになっている裏で「実体のない散骨代行業者」も増加していると聞きました いずれにせよ、専門業者に依頼をして散骨する場合、事前に見積もりを取り、追加料金などのトラブルがないように、細かい注意と確認が必要だと言えます
「散骨するメリット」
- 故人の希望をかなえる(尊重できる)
- お墓がいらない
- 宗派を問わない
- 身寄りのない「お一人様」に適している
「散骨するデメリット」
- 遺骨が残らない
- 親族の理解を得られない=「お墓参りができない」と言われる
- 経済的な問題=「一般葬」と「海洋葬」と二つもできない
- 天候に左右されるため、集まりづらい
- 菩提寺との関係が悪くなる場合もある
- 法律違反も考えると、どこでも散骨できない
ざっとメリットとデメリットを書いてみましたが、
- お一人様の場合、誰に託すべきか(友人?業者?)考える必要があります
- 生前にとことん親族と話し合うこと
- 一部だけ散骨して、残りは手元に残す(お金と手間はかかりますが・・・)という方法もある
最近ブームになりつつある散骨ですが、簡単なようで難しい面もあることが分かりました 故人の意思を尊重してもらうには、生前から親族に自分の意思を伝えておく必要があります 何も言わないまま亡くなった場合、余計に親族からの理解を得ることは難しいです お一人様とは違い、遺骨が残らないことは、親族にとってはデリケートな問題であると思われます
生前に親族とよく話し合い、自分の意思をできるだけまわりに伝えておくこと
公正証書や遺言書など、生前に自分の意思を「紙」にして残しておくことも必要であると思いました

