【前向きに生きる】
『末期がんの彼⼥がとびっきりのおしゃれをして病院に通う理由』という記事を読みました イギリス出⾝のリサ・フライは、がんが再発し、医師から完治は不可能と宣告されたそうです 普段耳にする話ですと、がんが再発すると治る確率はかなり低くなるようです それに加えて、最初のがん治療で苦しかった思い出がよみがえり、気分的に落ち込んでしまうとも聞いていました なので、このリサさんの話には目を魅かれました
「化学療法の際には、まるでモデルのようなファッションで病院を訪れ、ポーズを取って撮影した写真をソーシャルメディアに投稿し続けている」というのです 彼女には4人のお子さんがいるそうで、英メディアのインタビューに対して
「子供を学校に送り迎えするときも、買物に出るときも、こんな格好ですよ」「子供たちには、がんと診断される前の自分と、その後の自分と違う私を見て欲しくないんです」「私は、彼らの母親なのですからね」「おしゃれするのは気分が良くなるからで、お褒めの言葉も頂戴することがあるんですよ」「4人の子供の母親で、がん患者の私が注目されるのは、気持ちも高まります」このようにコメントされていたそうです
そしてリサさんは「私に与えられた選択肢は2つしかありません」「自宅で沈んで最悪の事態を想定し続けながら過ごすのか」「与えられた時間の中で幸せな気持ちで過ごすのか」「私は人生で与えられたチャンスを活かしながら生きていきたい」と述べられました
世間では「リサさんは心の強い人だから、こんな風に生きていけるのかもしれない」「気持ちはそうしたいけれど実際はできっこない」が大半の感想なのかもしれないです
綺麗事ではないです(私だったら絶対毎日泣いている)と思いました
しかし、これって要は物事の考え方、捉え方だと感じました がんに侵されるという絶望を感じるような状態の中でも、与えられたチャンスを活かしながら、自分らしく生きていくこと これって言うのは簡単ですが、それを実行する(前向きに考えること)がどれだけ凄いことなのかですが、人生を生き抜く上でとても大事なことだと感じました
実際に母が手術をする前に、医師から本人を前にして「高齢のお母様は手術に耐えられるかどうか」という説明を受けた後、涙ぐんでいた私に向かって、母は笑顔で「大丈夫 お迎えが来たら断るから」って冗談を言った事を思い出します すごい精神力だと思いました
きっと辛かっただろうに、自分の方が泣きたいはずなのに、娘が泣いている事でまさに「母は強し」でした 母もリサさんと同じだと思いました 私にも大事な家族がいます きっと私も子供達の前では母と同じ行動をとるのかもしれない
世の中には、病気でなくても歳を重ねることで体の自由が利かなくなり、こもりがちになったり、人に会いたくなくなったり、いつの間にか人を避ける様になっていく人もいるでしょう 私もリサさんの様にできるだろうか?あんな前向きに考えられるだろうかと思いますが、少なくとも今は「後悔のない人生を送りたい」と強く思うようになりました
明日は少しお洒落をして、あえて出かけてみませんか 明日が来ないかもしれない不安と戦っている人にとって、明日という日がどれだけ貴重で大切な時間に思えるかだと思います 一人で外出が難しい場合は、娘や息子が連れ出してあげましょう 何でも良いんです
いつもと違うちょっと離れたスーパーに買い物に行くとか 自分の買い物を理由に連れ出しながら、ついでと言って母の洋服や下着を買うとか ぜんざいやケーキをわざわざ食べに行くとか 座り心地の良さそうなお店で、お茶を飲むだけでもいいんです リサさんのようなモデルのようなファッションでなくても大丈夫 そんな些細な優しさが、本人にとっての気分転換になるでしょうし、気持ちも明るくなると思います
私も最近、実家に帰る度に「母を連れ出そう作戦」実施中です そうすることで、少しでも気持ちや心が高揚するかもしれないからです 何でも諦めるのは簡単です でも前向きに考えることって何らかの生きる気力が湧いてくるように思います

